「第11回全日本少年春期軟式野球大会中頭地区予選」Cブロック決勝

山内中学校野球部父母会

2019年09月08日 16:24

こんにちは!

最近「沖縄を変えた男」という映画を観て、
野球熱が燃えまくっているブログ担当の中村です。

この映画は沖縄野球界のレジェンドである、
沖縄水産の元監督「栽弘義氏」の実話を映画化している作品ですが、
野球に対する情熱が熱く込み上げてくる映画ですので、
興味があれば是非観てみてください!




そして野球熱が熱く込み上がりまくっているこのタイミングで、
9月7日(土)にONNA赤間パークで行なわれた、
「第11回全日本少年春期軟式野球大会中頭地区予選」
Cブロック決勝の桑江戦についてお伝えしていきます。

この試合に勝つと県大会に進出するという事で、
何が何でも勝ちたい一戦です。

あいにく天気が前日から大雨で荒れていて、
天気予報も「降水確率100%」・・・。

選手達のコンディション面が不安になりながら、
試合会場のONNA赤間パークに向かったのですが、、、

なんと「野球の神様」が天気を操作してくれたかのように、
「降水確率100%」を吹き飛ばすような晴れ空が。。。



Cブロックの決勝戦という大事な一戦が、
コンディション面でも問題なく戦える天気になり一安心です!

さぁ、今日はどんな熱いドラマが巻き起こるのか!??

ワクワクと緊張が入り交じった感情の中、
飛翔若鷹軍団の戦いがスタートしました!







「今日は何としてでも勝つぞーー!!!」

そんな熱い想いが感じる飛翔若鷹軍団が後攻の守りにつく。

が、しかし・・・

1回表から桑江中の猛攻が始まり、
ランナー3塁の危険なピンチが訪れる・・・。

「ここでの先制点は悪い流れが・・・」

そんなピンチの状況の中、
飛翔若鷹軍団はやってくれました。

桑江中のスクイズを見事に外し、
プレッシャーの伸し掛かる状況にも関わらず、
落ちついた守りでピンチを切り抜けました。







これぞ日頃の練習で鍛え抜かれたビッグプレー!
元ヤクルトの宮本慎也もビックリの固い守り(笑)



そんな攻守が光る飛翔若鷹軍団は、
1回の守りを見事0点で切り抜ける!

さぁ、飛翔若鷹軍団の攻撃開始!!!

ここからはあの智弁和歌山打線のごとく、
パワフルに打ちまくりたいところ!







が、しかし・・・

Cブロックの決勝という事もあり、
相手の桑江中もフルパワーで立ちはだかり、
試合は0対0の硬直状態に。。。

両者一歩も譲らない試合展開になり、
1点が重く遠い状態で試合が進みました。













守りでピンチが訪れると、
チーム全員が一つになって助け合い、
1点も許さない熱い魂で何度も切り抜けました。























そして試合は0対0のまま進み、
延長戦のタイブレークに突入!

これぞまさに死闘!!!

Cブロックの決勝戦にふさわしい熱い戦いに!

8回の攻撃で惜しくも先制点を逃した飛翔若鷹軍団は、
タイブレークの8回裏の攻撃で絶体絶命の状況を迎える。

桑江中のスチールが間一髪でセーフとなり、
ノーアウト2塁3塁のサヨナラの大ピンチに!







息を飲む緊迫した状況の中、
大城監督がマウンドに駆け寄り、
選手達に熱いメッセージを投げかける!



「頼むから守り抜いてくれー!!!」

応援席で選手達も見守っている誰もが、
この大ピンチでそう願っていたと思います。

しかし、願いも及ばすサヨナラヒットを許し、
8回裏に飛翔若鷹軍団は力尽きました・・・。





―――――――――――――――――
チーム  1 2 3 4 5 6 7 8
山内   0 0 0 0 0 0 0 0
桑江   0 0 0 0 0 0 0 1
―――――――――――――――――



残念ながらあと一歩及ばず、
Cブロックの優勝を逃してしまいましたが、
まるで侍ジャパンの世界大会を観ているかのように、
心が熱く込み上げる凄い試合でした。

野球とは時に残酷なスポーツだと思う時があります。

■絶対に失敗が許されない場面。

■絶対に守らないといけない場面。

■絶対に打たないといけない場面。


シリアスなプレッシャーが伸し掛かる場面が、
野球というスポーツにはたくさん潜んでいます。

個人競技なら自分一人の力で動けますが、
野球はチームみんなで考えて動くスポーツ。

一人の力では絶対に勝てません。
みんなで力を合わせる必要があります。

そんな状況で毎日頑張るという事は、
大人になっても必ず活かされると実感しています。

野球をやっていた人は、
野球をやっていなかった人よりも、
大人になって優れた成績を残すと実感しています。

大人になると社会に出て仕事をする必要があり、
競争社会の中で生き抜く力が求められます。

だからこそ、、、

野球部で学べる「人間力というスキル」は、
どんなに大金を払っても手に入らない「宝物」だと思います。





今回の悔しさを次に活かして、
バックミラーを振り返る事なく、
飛翔若鷹軍団は熱く突き進みます!

ブログ担当:中村


【追伸】

死闘を繰り広げた決勝戦の後は、
山内中に戻り武道場で栄養会が行なわれました!





お忙しい中集まって頂いた父母の皆さんのご協力の元、
みんなでバーベキューを楽しむ事ができました!





日々、厳しい練習を乗り切る選手達にとって、
素敵なパワーとエネルギーが補給できたと思います。





次は沖縄市春期リベンジマッチです!
どうぞ応援の方よろしくお願いします!